残雪の越前ツーリング! 雪に埋もれた 【一乗谷朝倉氏遺跡】 [歴史ロマンシリーズ]
以前から行ってみたかったところがあります。
それは、福井県福井市にある【一乗谷朝倉氏遺跡】です。
ご存知のように越前は冬場に雪が降ることが多く、バイクではなかなか行くことが難しいところです。
ところが2月21日の日曜日、この日の天気予報は寒いけれど晴予報だったので、行ってみることにしました。
三重県から岐阜県の関ヶ原を経由し、滋賀県の木之本から国道8号線にのり、福井市までのルートです。
さあ、Ninja君で出発です。
途中、関ヶ原のセルフスタンドでNinja君に給油しました。
寒いけれど天気もいいし最高です!
伊吹山もメッチャ綺麗です!
でも、滋賀県と福井県の県境あたりにくると・・・
まだ雪がのこっています。 大丈夫か俺~!(笑)
しばらく走ると海が見えてきました。
敦賀湾です。
海岸線のワインディングロードをバイクで走るとほんと気持ちいいです。
国道8号線の敦賀街道をひたすら福井を目指します。
道の駅「河野」で休憩です。
冬の日本海、ため息がでるくらい綺麗です。感動です。
この地の「河野」名物といえば「北前そば」らしいです。 もちろん試してみます。
その昔、荷所船や北前船の海上交易のため、この辺りには蝦夷の産物が集まってきたそうで、そのため越前名物のそばに身欠き鰊を入れて食べるようになったそうです。
鰊って普段はあまり食べる機会はないですが、深味のあるダシとよくあっていて、とってもおいしかったです。
さあ、体も暖まったし、出発です。
福井に入り、一乗谷を目指しますが・・・
「通行止め」です。(笑) 近道しようと山間の道を選んだのが間違いでした。
ぐるっと大きな道で迂回します。
やっと、一乗谷の朝倉氏遺跡に到着しました。
でも、雪に覆われていてよくわかりません。(笑)
かろうじて井戸がわかります。かつては一乗谷の町並があった場所ですね。
一乗谷は朝倉氏の城下町として繁栄し北陸の小京都とも呼ばれていました。
しかし、天正元年(1573年)織田信長との刀根坂の戦いで敗北し、朝倉氏はついに滅亡、一乗谷の町は戦火によって焼土と化したのです。
400年以上もそっくり埋もれてきた朝倉氏遺跡ですが、近年発掘・整備が進められ、一乗谷川に沿った狭い平地部では、朝倉氏の館をはじめ、武家屋敷、寺院、職人達の町屋が道の両側に所狭しと建てられたことが発掘で明らかとなっています。
一乗谷を流れる一乗谷川です。
この一乗谷朝倉氏遺跡では、戦国時代の城下町の街並みが復元町並として再現されています。
こうしてみると、戦国期の町屋は江戸時代のものとは違い、屋根は板葺きで壁は土壁だったみたいですね。
江戸期の町屋を見慣れた自分にとって戦国期の町屋はちょっと新鮮な感じです。
一乗谷の町並みがミニュチュアで再現されたコーナーがありましたのでパチリ。
往時は一万余名が住んでいたそうです。
朝倉館跡へ行ってみます。
唐門です。
中に入ってみます。
雪が積もっていて朝倉館跡がまったくわかりません。(笑)
一乗谷朝倉氏遺跡資料館に朝倉館の再現ミニュチュアがありましたのでどうぞ!
唐門から見た朝倉館の様子です。当時はこんな感じだったんですね。
織田信長はたった8日間の戦闘で朝倉氏を滅ぼし、かつては一万人余を誇った一乗谷の町を焼き払ったそうです。一乗谷は三日三晩燃えつづけて、建物という建物は灰燼に帰したといいます。
こうして実際に一乗谷の朝倉氏遺跡を訪れてみると、これだけの規模の町並みを徹底的に焼き尽くすとは、織田信長の凄まじさを感じます。
今回は雪に覆われていてとても綺麗でしたが、遺構をもっと見たかったデス。残念!
【おまけ】
福井市のとある歴史資料館で壁に貼られていたポスターに目がとまりました。
「ん!」
「演歌のポスターですか。」
よく見ると、わが三重県が誇る大スター「鳥羽一郎」さんではないですか。
しかも、「光秀の意地」ってですか。
「光秀」と書いて「おとこ」と読むらしいです。(笑)
で、どんな曲なのか知りたくて、試聴できないかネットで調べてみたらありました。
鳥羽一郎 「光秀の意地」 ←ココをクリックすると試聴できるよ!
試聴なので冒頭の語りの部分しか試聴できませんが、その語りがけっこうおもしろい。
おもわずフイちゃいました。自分の笑いのツボを直撃です。(笑)
いや~ 歴史好きな鳥羽一郎さんが大好きになりそうです。^^
では、また。
それは、福井県福井市にある【一乗谷朝倉氏遺跡】です。
ご存知のように越前は冬場に雪が降ることが多く、バイクではなかなか行くことが難しいところです。
ところが2月21日の日曜日、この日の天気予報は寒いけれど晴予報だったので、行ってみることにしました。
三重県から岐阜県の関ヶ原を経由し、滋賀県の木之本から国道8号線にのり、福井市までのルートです。
さあ、Ninja君で出発です。
途中、関ヶ原のセルフスタンドでNinja君に給油しました。
寒いけれど天気もいいし最高です!
伊吹山もメッチャ綺麗です!
でも、滋賀県と福井県の県境あたりにくると・・・
まだ雪がのこっています。 大丈夫か俺~!(笑)
しばらく走ると海が見えてきました。
敦賀湾です。
海岸線のワインディングロードをバイクで走るとほんと気持ちいいです。
国道8号線の敦賀街道をひたすら福井を目指します。
道の駅「河野」で休憩です。
冬の日本海、ため息がでるくらい綺麗です。感動です。
この地の「河野」名物といえば「北前そば」らしいです。 もちろん試してみます。
その昔、荷所船や北前船の海上交易のため、この辺りには蝦夷の産物が集まってきたそうで、そのため越前名物のそばに身欠き鰊を入れて食べるようになったそうです。
鰊って普段はあまり食べる機会はないですが、深味のあるダシとよくあっていて、とってもおいしかったです。
さあ、体も暖まったし、出発です。
福井に入り、一乗谷を目指しますが・・・
「通行止め」です。(笑) 近道しようと山間の道を選んだのが間違いでした。
ぐるっと大きな道で迂回します。
やっと、一乗谷の朝倉氏遺跡に到着しました。
でも、雪に覆われていてよくわかりません。(笑)
かろうじて井戸がわかります。かつては一乗谷の町並があった場所ですね。
一乗谷は朝倉氏の城下町として繁栄し北陸の小京都とも呼ばれていました。
しかし、天正元年(1573年)織田信長との刀根坂の戦いで敗北し、朝倉氏はついに滅亡、一乗谷の町は戦火によって焼土と化したのです。
400年以上もそっくり埋もれてきた朝倉氏遺跡ですが、近年発掘・整備が進められ、一乗谷川に沿った狭い平地部では、朝倉氏の館をはじめ、武家屋敷、寺院、職人達の町屋が道の両側に所狭しと建てられたことが発掘で明らかとなっています。
一乗谷を流れる一乗谷川です。
この一乗谷朝倉氏遺跡では、戦国時代の城下町の街並みが復元町並として再現されています。
こうしてみると、戦国期の町屋は江戸時代のものとは違い、屋根は板葺きで壁は土壁だったみたいですね。
江戸期の町屋を見慣れた自分にとって戦国期の町屋はちょっと新鮮な感じです。
一乗谷の町並みがミニュチュアで再現されたコーナーがありましたのでパチリ。
往時は一万余名が住んでいたそうです。
朝倉館跡へ行ってみます。
唐門です。
中に入ってみます。
雪が積もっていて朝倉館跡がまったくわかりません。(笑)
一乗谷朝倉氏遺跡資料館に朝倉館の再現ミニュチュアがありましたのでどうぞ!
唐門から見た朝倉館の様子です。当時はこんな感じだったんですね。
織田信長はたった8日間の戦闘で朝倉氏を滅ぼし、かつては一万人余を誇った一乗谷の町を焼き払ったそうです。一乗谷は三日三晩燃えつづけて、建物という建物は灰燼に帰したといいます。
こうして実際に一乗谷の朝倉氏遺跡を訪れてみると、これだけの規模の町並みを徹底的に焼き尽くすとは、織田信長の凄まじさを感じます。
今回は雪に覆われていてとても綺麗でしたが、遺構をもっと見たかったデス。残念!
【おまけ】
福井市のとある歴史資料館で壁に貼られていたポスターに目がとまりました。
「ん!」
「演歌のポスターですか。」
よく見ると、わが三重県が誇る大スター「鳥羽一郎」さんではないですか。
しかも、「光秀の意地」ってですか。
「光秀」と書いて「おとこ」と読むらしいです。(笑)
で、どんな曲なのか知りたくて、試聴できないかネットで調べてみたらありました。
鳥羽一郎 「光秀の意地」 ←ココをクリックすると試聴できるよ!
試聴なので冒頭の語りの部分しか試聴できませんが、その語りがけっこうおもしろい。
おもわずフイちゃいました。自分の笑いのツボを直撃です。(笑)
いや~ 歴史好きな鳥羽一郎さんが大好きになりそうです。^^
では、また。
2010-02-25 20:58
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この時期越前にバイクとは、なかなかチャレンジャーですね^^。でも真っ青な空と雪をかぶった伊吹山、敦賀湾、とっても綺麗です!一乗谷朝倉氏遺跡は雪に埋もれていてよく見えなかったとのことですが、それはそれで越前らしい風景で逆に良かったかもですね。最近江戸期の町屋の風景がある所にはよくでかけているのですが、戦国期の町屋…私あまり見たことないかも。全然様子が違って面白いですね。鳥羽一郎の「光秀」と書いて「おとこ」と読ます・・・には笑いました。きっと「おとこ」という字は「男」でなくて「漢」だと思う・・・。
by suzy (2010-02-27 01:19)
◇suzyさんへ
越前はいろんな意味でメッチャ遠く感じました。(笑)
「ここから天下を望むのは無理じゃ~」っていう朝倉さんや柴田さんの心の声が聞こえた気がしました。なんせ雪の壁が・・・。
ほんとに素晴らしいところで、見たいところもたくさんあったのですが、早く帰らないと道路が凍結しそうで・・・。日帰りではもったいないですね。今度行くときははお泊りツーリングで、夜はカニで一杯なんて考えています。ムフフ・・・。
復元町並のなかに戦国衣装の着付け体験ができるところがあったのですが、戦国期の町人や武家の衣装は、見慣れた江戸期のものとはすこし違った感じで、かぶりものに特徴があるのかなぁって思いました。
今週末は龍馬伝でも見ながらのんびりすごすとします。女子フィギュアも終わったしネ。^^
by susumu (2010-02-27 08:22)