神の支配する潮騒の島『神島』 《中編》 【三重県鳥羽市 神島】 [謎の《北緯34度32分》太陽の道]
今回は4/15に『神島』へ行ったときの続きですね。^^
それでは・・・
神島は周囲4kmの小さな島です。遊歩道があって島をぐるっと歩いて散策することが出来ます。^^
三島由紀夫さんの小説『潮騒』は神島を舞台にした小説なのですが、三島由紀夫さんは昭和28年に実際に神島に滞在して小説のための準備や調査をしてたようです。
『潮騒』は今までに5回映画化されているそうです。
タコツボもこうして持っているとカッコイイです。 ワイルドだ~。^^
島を周る前に昼食を調達します。
すぐそこですか・・・
路が狭くてワカラナイ・・・ これ普通に通路デス。^^
ちょっと路地裏をウロウロしたけど・・・
あった!^^
お目当てはコレ!
《たこかつバーガー》
頼んでから作ってくれるので10分ぐらいかかりますが、ご当地バーガー楽しみです。^^
それでは・・・
島巡りへGo!^^
井戸ですね。今ではお隣の答志島から海底送水管が敷設されてますが、昔は水を確保するのが大変だったようです。
【洗濯場】
階段をズンズン登っていきます。
桜がまだ残ってましたね。^^
八代神社の方へ・・・
214段ある石段を登っていきます。
振り向くと気持ちがいい~。^^
やっと到着です。
大連市って・・・あはは、台座は戦前のものみたいですが、狛犬はどう見ても新しいです。(笑)
石垣が尖がっています。 まるで荒々しい海の神様を表しているようですね。
御祭神は綿津見命(ワタツミノミコト)。 海の神様ですね。
ここの絵馬はアワビの貝殻もあるようです。 海の神様が祀られてる神社ならではですね。^^
八代神社にはゲーター祭で使われたアワ(2m程の白い輪)が奉納されています。
ゲーター祭 → 詳しくはコチラ
《You Tube より》
ゲーター祭とは1月1日の未明に行われる八代神社の神事のことで、夜明け前にグミの木で太陽に見立てたアワ(直径2m程の白い輪)を島の男たちが竹で刺し上げて、太陽が昇る前に偽者の太陽として落とします。
『天に二つの日輪なく、地に二皇あるときは世に災いを招く、若し日輪二つあるときは、神に誓って偽りの日輪は是の如く突き落とす』
邪悪を払い、無事平穏な新しい年の日の出を迎える願いを込めた戦いの祭りだそうです。
ちなみにゲーター祭のゲーターは「迎旦」からきているのではないかと言われています。
この祭りの起源は、”地に二皇あるときは世に災いを招く・・・”とあるので南北朝時代の思想にちなむものとか言われていますが、色々な説がありはっきりとは解からないみたいです。
確かに”地に二皇あるとき・・・”というくだりは南北朝時代のこと指しているのだと思われますが、後半の”若し日輪二つあるとき・・・”という部分は何を意味してるのでしょう。 天には一つの太陽しかないのに・・・。
個人的にですが、白いアワは日食を表しているのではないかなっていう気がします・・・。
《Wikipediaより皆既日食》
ほら、似てるでしょ・・・ ^^
もしアワが日食のことを意味するのだとしたら、天照大神の天岩戸伝説に通じるものがありますね。^^
ゲーター祭の起源が何かというのははっきりとは解かりませんが、太陽信仰からきているのは間違いないですね。
ほほっ、『謎の《北緯34度32分》太陽の道』の旅にふさわしい展開になってきたぞ~。^^v
というわけで、天照大神が祀られている伊勢神宮の遥拝所発見~。
ついでに大連から寄贈されたと思われる狛犬さまも発見~。
引退後は相方との距離も縮まってるみたいで・・・。(笑)
それでは、神島灯台へ行ってみましょう。
な~んて、ちょっと長くなっちゃいましたので今回はここまでです。
続きは次回のお楽しみですね~。^^
それでは・・・
神島は周囲4kmの小さな島です。遊歩道があって島をぐるっと歩いて散策することが出来ます。^^
三島由紀夫さんの小説『潮騒』は神島を舞台にした小説なのですが、三島由紀夫さんは昭和28年に実際に神島に滞在して小説のための準備や調査をしてたようです。
『潮騒』は今までに5回映画化されているそうです。
タコツボもこうして持っているとカッコイイです。 ワイルドだ~。^^
島を周る前に昼食を調達します。
すぐそこですか・・・
路が狭くてワカラナイ・・・ これ普通に通路デス。^^
ちょっと路地裏をウロウロしたけど・・・
あった!^^
お目当てはコレ!
《たこかつバーガー》
頼んでから作ってくれるので10分ぐらいかかりますが、ご当地バーガー楽しみです。^^
それでは・・・
島巡りへGo!^^
井戸ですね。今ではお隣の答志島から海底送水管が敷設されてますが、昔は水を確保するのが大変だったようです。
【洗濯場】
階段をズンズン登っていきます。
桜がまだ残ってましたね。^^
八代神社の方へ・・・
214段ある石段を登っていきます。
振り向くと気持ちがいい~。^^
やっと到着です。
大連市って・・・あはは、台座は戦前のものみたいですが、狛犬はどう見ても新しいです。(笑)
石垣が尖がっています。 まるで荒々しい海の神様を表しているようですね。
御祭神は綿津見命(ワタツミノミコト)。 海の神様ですね。
ここの絵馬はアワビの貝殻もあるようです。 海の神様が祀られてる神社ならではですね。^^
八代神社にはゲーター祭で使われたアワ(2m程の白い輪)が奉納されています。
ゲーター祭 → 詳しくはコチラ
《You Tube より》
ゲーター祭とは1月1日の未明に行われる八代神社の神事のことで、夜明け前にグミの木で太陽に見立てたアワ(直径2m程の白い輪)を島の男たちが竹で刺し上げて、太陽が昇る前に偽者の太陽として落とします。
『天に二つの日輪なく、地に二皇あるときは世に災いを招く、若し日輪二つあるときは、神に誓って偽りの日輪は是の如く突き落とす』
邪悪を払い、無事平穏な新しい年の日の出を迎える願いを込めた戦いの祭りだそうです。
ちなみにゲーター祭のゲーターは「迎旦」からきているのではないかと言われています。
この祭りの起源は、”地に二皇あるときは世に災いを招く・・・”とあるので南北朝時代の思想にちなむものとか言われていますが、色々な説がありはっきりとは解からないみたいです。
確かに”地に二皇あるとき・・・”というくだりは南北朝時代のこと指しているのだと思われますが、後半の”若し日輪二つあるとき・・・”という部分は何を意味してるのでしょう。 天には一つの太陽しかないのに・・・。
個人的にですが、白いアワは日食を表しているのではないかなっていう気がします・・・。
《Wikipediaより皆既日食》
ほら、似てるでしょ・・・ ^^
もしアワが日食のことを意味するのだとしたら、天照大神の天岩戸伝説に通じるものがありますね。^^
ゲーター祭の起源が何かというのははっきりとは解かりませんが、太陽信仰からきているのは間違いないですね。
ほほっ、『謎の《北緯34度32分》太陽の道』の旅にふさわしい展開になってきたぞ~。^^v
というわけで、天照大神が祀られている伊勢神宮の遥拝所発見~。
ついでに大連から寄贈されたと思われる狛犬さまも発見~。
引退後は相方との距離も縮まってるみたいで・・・。(笑)
それでは、神島灯台へ行ってみましょう。
な~んて、ちょっと長くなっちゃいましたので今回はここまでです。
続きは次回のお楽しみですね~。^^
2012-05-07 20:30
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コメント(18)
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とばーがーのたこかつバーガー(神島限定)ですか!タコ好きとしては是非にも食べたいですね(^O^)/
アワビの貝殻、ウチには「魔よけ」として置いてあります。そういう意味もあるのかな???
引退された狛犬さん、独特ですね~
by アルマ (2012-05-07 22:05)
いつも通りの、歴史あり、食あり、文化あり、花あり・・・と思うのですがぁ・・・。
なんだか雰囲気が違いますね!(という私的感想?)
神島・・・なんだか凄い感じがします。(という私的感想ですがぁ・・・ドキドキ!)
by hanamura (2012-05-07 22:42)
おはようございます。タコかつバーガーが非常に気になりました。拝見しているとほんと自然豊かで、浄化される感じですね!小説の舞台になった島ぜひ行ってみたいです。^^;
by ソニックマイヅル (2012-05-08 09:09)
詳しくレポしておられるので、行った気になりす♪
タコカツバーガーは食べてみたい!!
by harukichi (2012-05-08 13:12)
潮騒を思いだします。
井戸は六角形ですか?
by ねじまき鳥 (2012-05-08 22:41)
島ですね、生活道路というか通路ですからよそ者にはちょっとウロウロしづらい雰囲気がありますね。写真からもプンプン感じられます。でも、ものともせず観察する姿、いいっスね感服します。
by ノリパ (2012-05-08 23:14)
潮騒の舞台となった島なんですね~。
路地もたばこの看板もノスタルジックで素敵な島です^^。
離島ですと昔から水の確保が難しいらしく、ようやく貯水タンクが出来ても
ちゃんと節水する人々が多いですね。
たこかつバーガーが気になります(^^♪。。
by ANIKI (2012-05-08 23:14)
◇アルマさんへ
とばーがーはいろんな種類のとばーがーがあって現在認定されてるとばーがーは22種類あります。
たこかつバーガーは食べたことなかったけど、プリプリのタコがたくさん入っていて美味しかったです。
ソース味なのでたこ焼きの味に近いかも・・・^^
あわびは貝の内側がキラキラしてますので、魔を寄せつけないものと信じられてるかもですね。^^
by susumu (2012-05-09 20:54)
◇hanamuraさんへ
神島は平地が少なくて山が海から突き出ている感じなのです。
なので遊歩道も冒険気分でトレッキングには最高の場所です。
遊歩道を歩いていると潮騒の音が心地よく、三島由紀夫さんが小説の題名を「潮騒」と名づけたのもナルホドなって感じでした。^^
神島がなぜここにあるのか・・・ それは日本列島の生い立ちにちょっと関係しているようですね。
by susumu (2012-05-09 21:15)
◇ソニックマイヅルさんへ
とばーがーは一種類だけではなくて、認定されているとばーがーは現在22種類あります。
自分はまだ数種類しか食べたことありませんが、ラインナップを見てみるとどれも本当においしそうです。
神島は本当に自然豊かで遊歩道を歩いていると冒険気分満喫です。
潮騒の音がとても心地よかったです。^^
by susumu (2012-05-09 21:22)
◇harukichiさんへ
神島は自分の日常生活とはまるっきり違っているところで、驚きの連続でした。
伊勢湾の入り口にあって外海とも接しているので、自然と向き合わなければならない過酷さもあります。
たこかつバーガーはプリプリのタコカツが美味しい~。
ソース味なのでたこ焼きの味に近いかも・・・。^^
by susumu (2012-05-09 21:35)
◇ねじまき鳥さんへ
遊歩道をぐるっと歩いていると、遥か下の岩場から潮騒が聞こえてきます。
三島由紀夫さんが自身の小説のタイトルを「潮騒」と名付けたのもうなづけます。
井戸は六角形の井戸ですね。
レンガ造りの古さからいって明治か大正のころのものではないでしょうか・・・。^^
by susumu (2012-05-09 21:45)
◇ノリパさんへ
神島は海から山が突き出た感じで平地が少ない島です。
なので人が住んでいるところは家と家の間がとても狭いです。
だからここでの生活はスクーターが便利なようです。^^
他のところでは路地裏へはなかなか行かないのですが、島の人たちはこれが普通のようで、どうみても怪しげな旅人の自分なのですが、こんにちは~って挨拶されました。^^
by susumu (2012-05-09 21:55)
◇ANIKIさんへ
遊歩道をぐるっと歩いていると潮騒の音が聞こえてくるんです。本当に心地よくて気持ちいい~。
かつて三島由紀夫さんもこの潮騒を聞いたのでしょうね~。^^
狭い路地、レンガ造りの井戸、レトロなタバコ屋さん・・・
神島は時間がゆっくりと流れているんだなって感じがしました。^^
たこかつバーガーはプリプリのタコカツがソース味で美味しい~。^^v
by susumu (2012-05-09 22:12)
島の路地っていいですよね。
ついあの迷路に迷ってみたくなります。
引退した狛犬がいいな。
灯台が楽しみです。
by 響 (2012-05-12 09:32)
こんばんは。
神島へ行かれたんですね。
伊良湖へ行く時に伊勢湾フェリーから
何度か見たことはありますが
まだ一度も訪れたことがありません。
島ならではな感じの入り組んだ路地や
家々がなんかいい雰囲気ですよね。
そんな島をのんびり散策するのって
気持ち良さそう^^
by かいかい (2012-05-12 19:39)
◇響さんへ
島の路地は迷宮のようですね。
ここは原付スクーターが便利なようです。
タバコ屋さんも昭和な雰囲気が素敵でした。時が止まっちゃってるみたいです。
引退した狛犬さまは長年の潮風と風雨にさらされてかなり風化してましたが、その長い年月を感じさせる風合がまたいいんですよね。^^
by susumu (2012-05-13 15:42)
◇かいかいさんへ
自分も三重県に住んでいながら、神島を訪れたのは今回が初めてでした。
行きは高速船だったので伊勢湾フェリーをオーバーテイクしてのクルージングを満喫しました。^^
島の路地は狭いので原付スクーターが便利なようでした。
自分たちの日常とはまるで違う生活があるんでしょうね。^^
島の遊歩道を歩いて灯台や観的哨に行ってきましたが潮騒の音が本当に心地いいんです。
普段あまり運動してないので、上りはちょっときつかったけど、そんなの吹き飛んじゃうぐらいの素晴らしさでした。
もっと青空だったらな~なんてちょっと贅沢ですね。^^
三重県にもまだまだ知らない素敵なところがたくさんある・・・そんな感じがした神島への旅でした。^^
by susumu (2012-05-13 15:57)