丹後の元伊勢へ・・・ ~大地に描かれた五芒星の旅2~ 【京都府福知山市 元伊勢神宮 皇大神社】 [ふしぎ探検隊シリーズ]
は~い、皆さまこんにちは!
今回は、「大地に描かれた五芒星の旅」の2番目の場所、「元伊勢内宮 皇大神社」に来ています
ここは京都府福知山市大江町・・・
「元伊勢神宮」・・・元伊勢という文字を見て、あの三重県伊勢市にある「伊勢神宮」と何か関係のある神社ではないかな~って思われる方もいらっしゃると思いますが、実はそうなのです。^^
【元伊勢神宮】 wikiより~
元伊勢神宮(もといせじんぐう)とは、伊勢神宮が伊勢の現在地に着座するまでに遷座した時に各地に分祀して残された元伊勢と云われる神社群であるが、特に丹波国(後に丹後国、現京都府福知山市大江町)に着座した皇大神社と豊受大神社はそれぞれ元内宮と元外宮と伝わり、これらが近接してあるので、大江町の二社を総称して元伊勢神宮ということがある。また、同地内の岩戸山という異称を持つ日室ヶ嶽の麓には天岩戸神社があって、これらで元伊勢三社ともいう。
簡単にいうと、現在の「伊勢神宮」の御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)ですが、元々は天皇の皇居に祀られていました。しかしながら、遥か遥か昔に理想的な鎮座地を求めて各地を転々とし、長い月日をかけて現在地に鎮座したと伝えられています。
そうなのです、ここ「元伊勢内宮 皇大神社」は、天照大御神が現在地の伊勢神宮へ遷る以前に一時的に祀られたのではないかといわれている神社なのです。
現在の伊勢神宮に行ったことのある方はご存知だと思いますが、伊勢神宮は天照大御神が祀られている「内宮」と、少し離れたところに「外宮」の豊受大神宮があります。
ここ「元伊勢」にも外宮の「元伊勢外宮 豊受大神社」があります。
まあ、神宮参拝の順路は、まず外宮から内宮へというのが古来からのならわしなので、自分も「元伊勢内宮 皇大神社」に来る前に「元伊勢外宮 豊受大神社」から参拝してきました。 ^^
【元伊勢外宮 豊受大神社】
御祭神は豊受大御神(とようけおおみかみ)で、衣食住をはじめすべての産業の守り神としてあがめられています。
おもしろいことに左右後と三方を境内末社に囲まれています。
もちろん「元伊勢外宮」ばかりでなく、元伊勢内宮への道すがら「五十鈴川」も見つけました。^^
さてさて、お話は「元伊勢内宮」に戻りまして・・・
いざ、元伊勢内宮へ参拝です。^^
ずんずん登っていきます。
は~は~ぜ~ぜ~・・・ 暑い・・・
途中「真名井の池」がありました。
湧水のようです。
そして、この「真名井(マナイ)」という言葉をよく覚えておいてください・・・
ようやく到着~。^^
ここの鳥居は「黒木の鳥居」と呼ばれる鳥居で、皮付きの杉の木が使われていて、最も古い形式の鳥居だといわれているそうです。「元伊勢外宮 豊受大神社」の鳥居も「黒木の鳥居」でしたが、元伊勢以外では見られないみたいです。
社殿はさすがに「元伊勢」だけあって「神明造」です。
ここも境内末社がずらり囲んでいるため、「神明造」の社殿を裏から見ることが出来ます。
伊勢神宮の社殿は一般には見ることが出来ませんが、ここでは「神明造」の社殿を思う存分見ることができます。^^
御由緒によれば、元伊勢内宮が創建されたのは、今から2千年以上前の紀元前に創建されたとのこと。
凄いな~。^^
う~ん、実に興味深い事実がわかりました。
元伊勢内宮と伊勢神宮とを結ぶラインは、冬至の日に太陽が昇るラインと一致するようです。(驚)
やっぱり「大地に描かれた五芒星」には、何か大いなる秘密が隠されているようですね~。^^
では、元伊勢内宮からさらに渓谷を上ったところにある「天岩戸神社」へ行ってみます。
一旦戻って、バイクで行くことにします。^^
神話の世界のお話ですね~。 ロマンだ~。^^
恐る恐る渓谷に下りて行きます。
見上げるとそこには・・・
お~っ、「天岩戸神社」が・・・ (驚)
もしかして参拝するためにはこの鎖を使って上って行くのでは・・・
「無理無理~ 絶対無理~」 TT
物凄いところに「天岩戸神社」があります。ちょっと危険なので自分は下の岩場で参拝しました。
それでは、神話の世界から現世へ戻ります・・・
さて、天照大御神がこの丹後の地で祀られたのが2千年以上前の紀元前のこと。
しかも祀られていたのが4年ぐらいの間だったので、実際に祀られていた場所が何処だったかはっきりとはわかっていません。
wikiによれば丹後には「元伊勢内宮 皇大神社」を含めて「元伊勢」ではないかといわれている神社が4ケ所ほどあるそうです。
【皇大神社】・・・京都府福知山市大江町内宮
【竹野神社】・・・京都府京丹後市丹後町宮
【真名井神社(籠神社摂社)】・・・京都府宮津市江尻
【笶原神社】・・・京都府舞鶴市紺屋
本当の元伊勢の地はどこなのでしょうか・・・
さてさて、この元伊勢の旅はまだまだ続きますよ~。^^
では、また。
今回は、「大地に描かれた五芒星の旅」の2番目の場所、「元伊勢内宮 皇大神社」に来ています
ここは京都府福知山市大江町・・・
「元伊勢神宮」・・・元伊勢という文字を見て、あの三重県伊勢市にある「伊勢神宮」と何か関係のある神社ではないかな~って思われる方もいらっしゃると思いますが、実はそうなのです。^^
【元伊勢神宮】 wikiより~
元伊勢神宮(もといせじんぐう)とは、伊勢神宮が伊勢の現在地に着座するまでに遷座した時に各地に分祀して残された元伊勢と云われる神社群であるが、特に丹波国(後に丹後国、現京都府福知山市大江町)に着座した皇大神社と豊受大神社はそれぞれ元内宮と元外宮と伝わり、これらが近接してあるので、大江町の二社を総称して元伊勢神宮ということがある。また、同地内の岩戸山という異称を持つ日室ヶ嶽の麓には天岩戸神社があって、これらで元伊勢三社ともいう。
簡単にいうと、現在の「伊勢神宮」の御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)ですが、元々は天皇の皇居に祀られていました。しかしながら、遥か遥か昔に理想的な鎮座地を求めて各地を転々とし、長い月日をかけて現在地に鎮座したと伝えられています。
そうなのです、ここ「元伊勢内宮 皇大神社」は、天照大御神が現在地の伊勢神宮へ遷る以前に一時的に祀られたのではないかといわれている神社なのです。
現在の伊勢神宮に行ったことのある方はご存知だと思いますが、伊勢神宮は天照大御神が祀られている「内宮」と、少し離れたところに「外宮」の豊受大神宮があります。
ここ「元伊勢」にも外宮の「元伊勢外宮 豊受大神社」があります。
まあ、神宮参拝の順路は、まず外宮から内宮へというのが古来からのならわしなので、自分も「元伊勢内宮 皇大神社」に来る前に「元伊勢外宮 豊受大神社」から参拝してきました。 ^^
【元伊勢外宮 豊受大神社】
御祭神は豊受大御神(とようけおおみかみ)で、衣食住をはじめすべての産業の守り神としてあがめられています。
おもしろいことに左右後と三方を境内末社に囲まれています。
もちろん「元伊勢外宮」ばかりでなく、元伊勢内宮への道すがら「五十鈴川」も見つけました。^^
さてさて、お話は「元伊勢内宮」に戻りまして・・・
いざ、元伊勢内宮へ参拝です。^^
ずんずん登っていきます。
は~は~ぜ~ぜ~・・・ 暑い・・・
途中「真名井の池」がありました。
湧水のようです。
そして、この「真名井(マナイ)」という言葉をよく覚えておいてください・・・
ようやく到着~。^^
ここの鳥居は「黒木の鳥居」と呼ばれる鳥居で、皮付きの杉の木が使われていて、最も古い形式の鳥居だといわれているそうです。「元伊勢外宮 豊受大神社」の鳥居も「黒木の鳥居」でしたが、元伊勢以外では見られないみたいです。
社殿はさすがに「元伊勢」だけあって「神明造」です。
ここも境内末社がずらり囲んでいるため、「神明造」の社殿を裏から見ることが出来ます。
伊勢神宮の社殿は一般には見ることが出来ませんが、ここでは「神明造」の社殿を思う存分見ることができます。^^
御由緒によれば、元伊勢内宮が創建されたのは、今から2千年以上前の紀元前に創建されたとのこと。
凄いな~。^^
う~ん、実に興味深い事実がわかりました。
元伊勢内宮と伊勢神宮とを結ぶラインは、冬至の日に太陽が昇るラインと一致するようです。(驚)
やっぱり「大地に描かれた五芒星」には、何か大いなる秘密が隠されているようですね~。^^
では、元伊勢内宮からさらに渓谷を上ったところにある「天岩戸神社」へ行ってみます。
一旦戻って、バイクで行くことにします。^^
神話の世界のお話ですね~。 ロマンだ~。^^
恐る恐る渓谷に下りて行きます。
見上げるとそこには・・・
お~っ、「天岩戸神社」が・・・ (驚)
もしかして参拝するためにはこの鎖を使って上って行くのでは・・・
「無理無理~ 絶対無理~」 TT
物凄いところに「天岩戸神社」があります。ちょっと危険なので自分は下の岩場で参拝しました。
それでは、神話の世界から現世へ戻ります・・・
さて、天照大御神がこの丹後の地で祀られたのが2千年以上前の紀元前のこと。
しかも祀られていたのが4年ぐらいの間だったので、実際に祀られていた場所が何処だったかはっきりとはわかっていません。
wikiによれば丹後には「元伊勢内宮 皇大神社」を含めて「元伊勢」ではないかといわれている神社が4ケ所ほどあるそうです。
【皇大神社】・・・京都府福知山市大江町内宮
【竹野神社】・・・京都府京丹後市丹後町宮
【真名井神社(籠神社摂社)】・・・京都府宮津市江尻
【笶原神社】・・・京都府舞鶴市紺屋
本当の元伊勢の地はどこなのでしょうか・・・
さてさて、この元伊勢の旅はまだまだ続きますよ~。^^
では、また。
2011-08-12 23:20
nice!(16)
コメント(19)
トラックバック(0)
こんにちは。こちらの方に起こしになられていたんですね。しかしこちら日本海側はめちゃめちゃ暑いです。鬼そばお召し上がりになられましたか?^^;
by ソニックマイヅル (2011-08-13 11:19)
五十鈴川橋なるものまであったとは驚きです。
社殿の千木もお伊勢さんと同じく外宮が外削ぎ、内宮が内削ぎですね
鰹木の数も奇数と偶数になってます。
by Sazaby (2011-08-13 11:33)
◇ソニックマイヅルさんへ
丹後の元伊勢へ行ってきました。^^
暑かった~。なので、食欲ゼロ~。(笑)
大江町の鬼そばはぜひ食べてみたいです。
もう少し涼しくなってから鬼そばを食べに行こうと思っています。
楽しみ~。^^
by susumu (2011-08-13 19:59)
◇Sazabyさんへ
そうですね~、丹後の元伊勢は一通りそろっているので、思わずニッコリ!^^
参道の両脇には家屋が立ち並び、その昔は大変な賑わいを見せたのだろうと思わせる風景でした。
神明造の社殿も本格的で、時おり聞こえる蝉時雨もいい風情でした~。
まさに神域と呼ぶにふさわしい場所でしたね、ここは・・・。^^
by susumu (2011-08-13 20:13)
真名井…まない…あれ?続く?(いったいどんな伏線でしょう?)
渓谷、森、気持ちよさそうに見えますが…暑かったですか?
by hanamura (2011-08-14 07:03)
元伊勢神宮なるものがあるとは知りませんでした。
ラーメン屋で言うと「元祖伊勢神宮」ですね。
さすがに内宮から外宮もあって凄く広いみたいですね。
あの鎖場は是非挑戦してほしかったです(笑)
by 響 (2011-08-14 17:33)
◇hanamuraさんへ
真名井…まない…あれ?(笑)
たいしたことはありませんが、次回をお楽しみに・・・。^^
やっぱり、渓谷、森といえども上り坂は暑いですよ~。(笑)
それにしても丹後路は凄く暑かったです。
道端の温度表示は体温より高かったです。
夏は美術館や博物館めぐりがいいかも・・・(笑)
by susumu (2011-08-14 21:48)
◇響さんへ
あはは、「元祖伊勢神宮」ですか~。
「本家伊勢神宮」へもそのうちに行く予定ですのでお楽しみに。^^
内宮に外宮、おまけに五十鈴川に天の岩戸まであって、至れり尽くせりの元伊勢でした。
あの鎖場だと、マイナリストツーリングだったら、まず天の岩戸神社へ向かって
シェンロン~。
で、そのあとに皆さん鎖を伝って上っていくでしょうね。^^
by susumu (2011-08-14 22:01)
こんにちは!元伊勢神宮!
私も昨日丁度そのあたりをうろうろしておりましたので「おお~」と思いながら見ていました(目的地は篠山や竹田のお城でした)。
今回は立ち寄りませんでしたが、まず名前で「ん?」と思い気にはなっていたのですよ~。
susumuさんブログで見られてラッキー☆
しかしまずその歴史の古さにびっくり!!
五十鈴川まであって、三重県人としては反応してしまいまよね^^
そして何より「日出の奇麻知」(「奇麻知」って何やねんって感じですが」
すごい~。天体望遠鏡もない時代にそのような事ができるとは凄すぎますよね。
大いなる自然のパワーに守られたまさに聖域だわ~。
私的には天岩戸神社も凄く面白そう。手が痛そうだけどぜひロッククライミングみたいに上に登って行って参拝してみたいものです。
さてお次はグルメ編も出てくるのかしら?気になります^^
鬼の手に持っているお皿(?)には何が入っているのかも気になります
by suzy (2011-08-15 09:24)
◇suzyさんへ
篠山城と竹田城に行かれたのですね。100名城の旅ですね~。
真夏の城攻めは本当に暑いですね~。熱中症に注意です・・・。^^
お城に冷房の効いた資料館なんかがあればBestです。^^
竹田城はぜひ行ってみたいお城ですね。
そのうちに行こうと思っています。^^
元伊勢は社殿の周りをぐるりと境内末社に囲まれています。
本家伊勢神宮には無い風景ですね。
静かで落ち着いた感じですが、その中に張りつめた緊張感を感じます。
まさに神域ですね。^^
そうですよね、「奇麻知」って何でしょうか?(笑)
まあ奇跡なのでしょうね。
でも、元伊勢と伊勢神宮が一つのラインでつながっていた事実を知ると、とても嬉しいです。やっぱりな~って感じです。^^
天の岩戸神社に参拝されるときは、装備はしっかりと・・・
足元滑りますから。^^
鬼の手に持っているお皿にはさて、何が入っているのでしょう?
それは、次回のお楽しみということで・・・。(笑)
by susumu (2011-08-15 22:01)
真名井はなんだったの?忘れそうだよ?
元伊勢と言われている場所は
京都に4つということは 4つとも行ったのかな?
天岩戸神社からの景色みたかったなぁ~ (ノ∇≦*) キャハッッッッ♪
若いのに登らなきゃっ!
by chie (2011-08-16 00:37)
◇chieさんへ
あはは、真名井はなんだったのでしょうか。(笑)
まあ、たいしたことはありませんが
次回のお楽しみということで・・・
でも忘れないでね!^^
は~い、元伊勢4ケ所巡ってきましたよ。
ついでに日本三景の一つにも行ってきました。
それにしても暑かった~。^^
天岩戸神社は落っこちそうで、自分的に無理でした。(笑)
また、行く機会があれば、チャレンジしてみようかな・・・ ^^
by susumu (2011-08-16 20:44)
こんにちは。
元伊勢には五十鈴川まであるんですね。
暑いけど青空と木々の緑がいい感じですね。
でも実際は暑くて大変だったんじゃないですか(汗)
五芒の神秘この後も楽しみです♪
by かいかい (2011-08-18 17:08)
◇かいかいさんへ
元伊勢に五十鈴川を発見したときは嬉しくなりました。^^
あとおかげ横丁なんてあったら完璧でしたが・・・(笑)
この日はすごく暑かった~。
でも、本当に行ってよかったな~って思います。
また今度美味しいそばを食べに訪れてみたいな・・・^^
五芒星の旅はこれからものんびりじっくりと旅したいと
思います。
by susumu (2011-08-18 20:32)
元伊勢神宮とは初めて知りました。
ドコと無くクラシックな佇まいで趣がありますね~
でも鎖で登っていくのは無理かもしれない(笑)。。
by ANIKI (2011-08-19 00:15)
◇ANIKIさんへ
自分も元伊勢を訪れるのは初めてでした。^^
まわりの雰囲気も静かで厳かで神域と呼ぶにふさわしいところでしたね。
天岩戸神社は本当によくあんなところに社殿を建てたなあって
感じです。(笑)
こりゃ、お賽銭を回収するのも一苦労ですね。^^
by susumu (2011-08-19 21:29)
大変興味を感じながら拝読いたしました。ありがとうございます。
京都市にも伊勢神宮の、モデルになったといわれる日向神宮があります。ここにも、天戸岩があります。
by 林えみこ (2016-07-13 12:13)
内容、とても分かりやすくて嬉しいです。
私は京都市内なので、亀岡の元伊勢には毎月お参りに行きます。
入り口に真名井のお水があります。
一番好きな場所は右側を上がった所の龍神様です☺️
次はぜひ福知山に行ってみたいです。
by cocomilk (2016-09-10 13:42)
ごめんなさい。
出雲大社です
by cocomilk (2016-09-12 12:42)